解説
アービター・ノームは、国際チェス連盟FIDEが認める活動で、ある人が審判の役割を良好に果たしたことを示す公式証明書である。大会ノームは、アービター・チームを率いるチーフアービターが大会直後に発行しなければならない。一つの資格対象経験を記録するもので、それだけでタイトルが与えられるわけではない。
FIDEは二つのアービター・タイトルの申請にノームを用いる。FIDEアービター、略称FAは初級レベルで、インターナショナル・アービター、略称IAは上級レベルである。セミナー・ノームは承認された研修と評価を記録し、大会ノームは大会での実務を記録する。対象大会、競技方式、ラウンド数、参加者数、申請者が実際に担った役割には規定があるため、すべての審判業務がノームになるわけではない。
ノームの積み上げ方
- FA申請には、FAセミナー・ノーム一つと、FA大会ノーム証明書三つが必要となる。
- IA申請には、IAセミナーへの合格を伴う参加と、IA大会ノーム証明書四つが必要となる。
- IAノームはFAタイトル取得後に獲得しなければならず、FA取得に提出したノームを再利用できない。
- 申請に使える有効期間は、大会ノームが6年、セミナー・ノームが4年である。
申請者の所属連盟が、完成した申請書をFIDEへ提出する。ノーム以外にも、年齢、経験、知識、大会の多様性などの条件がある。したがって、証明書の枚数を数えることは資格取得過程の一部にすぎない。
よくある混同
ノームとタイトル
ノームは一つの有効な実務または研修結果を記録する。タイトルは、すべての条件を満たす完全な申請が承認されたときにだけ授与される。
アービター・ノームと選手ノーム
どちらも積み上げ式の要件になり得るが、評価する活動が異なり、別の規則に従う。
