解説
アトミックチェスでは、捕獲によって取られた駒だけが消えるのではない。捕獲が行われたマスを中心に爆発が起こる。取られた駒、取った駒、そして直近の周囲8マスにある駒が除去されるが、ポーンには重要な例外がある。
爆発の隣に立っているだけのポーンは生き残る。ただし、取られた駒であるポーンは除去され、捕獲を行うポーンも、捕獲駒は必ず爆発に含まれるため除去される。この区別により、すべてのポーンが爆発に免疫を持つという誤解を避けられる。
キングは捕獲できない。捕獲駒は爆発し、キングが自分の着手で自滅することは許されないからである。通常のチェックメイトでも勝てるが、爆発によって相手キングが除去されれば、その時点で直ちに対局が終わる。そのため、キングの隣にある一見重要でない駒を取ることが、直接的な勝ちの脅威になる。
LichessとChess.comで用いられる規則には、もう一つ直感に反する結果がある。二つのキングが隣接マスに立てる場合がある。どちらも相手を取れない。取れば捕獲したキング自身も爆発するからである。したがってキングの安全性は、通常の攻撃だけでなく爆発半径によって考えなければならない。
よくある混同
ポーンは爆発しない
爆発に隣接するポーンは生き残るが、取られるポーンと捕獲を行うポーンは、被捕獲駒または捕獲駒として通常どおり除去される。
出典
- 1.Atomic, Lichess
- 2.Atomic Chess, Chess.com
