ベンコー・ギャンビット・ディクラインド

白がb5のポーンを取らず、受けた場合に生じる局面を避ける応手の一群です。

解説

ベンコー・ギャンビット・ディクラインドでは、白は...b5に対してcxb5を指しません。主なラインはNf3ですが、a4、f3、Nd2、Bg5などもあります。共通する決断は、ルークをふさぐポーンのない縦のラインであるオープン・ファイルと、アクセプテッドの構造に伴う持続的な圧力を、黒へ直ちに与えないことです。

ポーンを断っても、クイーンサイドの問題が消えるわけではありません。b5の黒ポーンはより多くのマスを支配し、...b4を支えたり、局面によってはc4で取ったりできます。白は残りの駒を開始位置から出し、前進したd5のポーンをどう支えるか決めなければなりません。プランなしに捕獲を避けるだけでは、黒は駒を差し出さずに活性化できます。

完全に受けたラインより、通常は強制力の低い展開になります。白はe4で中央を築く、a4でb5を抑える、または中央での応手を準備できます。黒は、複数の選択肢を残すため捕獲を遅らせるテンションの維持、c4での交換、d5を攻める...e6、またはビショップの長いダイアゴナルを開く...g6と...Bg7のフィアンケットから選びます。

ディクラインドとは、白がb5で取らなかったことを意味します。白がcxb5を指し、その後a6で取らない場合でも、完全なアクセプテッドではありませんが、すでにの系統です。この区別により、異なるプランを持つ構造を分けられます。

用法と背景

指し手はで示します。Kはキング、Qはクイーン、Rはルーク、Bはビショップ、Nはナイトを表し、xは駒取り、+はチェック、O-Oはキングサイド・キャスリング、O-O-Oはクイーンサイド・キャスリングを表します。ポーンの指し手は到達先のマスだけで記します。

よくある混同

a6のポーンを取らないこと

白がすでにcxb5を指していれば、ギャンビットは受けられています。ディクラインドとはb5のポーンを取らないことです。

関連用語

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