解説
ベノニ・ディフェンスは一つの固定的な手順ではなく、d4の後に白のセンターへ対抗するオープニング群である。共通する考えは早い...c5で、黒のcポーンが白のd4ポーンへ挑む。白がd5へ進めると、センターポーンは交換されず盤上に残ることが多く、クローズドまたはセミクローズドのセンターが生まれる。通常、白はより多くのスペース、つまり駒が動けるポーン列の後方の余地を持ち、双方は異なる標的を攻める。
黒は白により多くのセンタースペースを与える代わりに、アンバランスな局面を受け入れることが多い。自分のポーンでセンター全体を占めるのではなく、駒で圧力をかけ、盤の一方のサイドでプレーを作ろうとする。白は通常、追加のスペースを使って容易に展開し、黒が十分なカウンタープレーを作る前にセンターを拡張しようとする。カウンタープレーとは、白に応答を強いる能動的な脅威である。
したがって、ベノニは一つのファミリー名である。では黒のeポーンが早く前進し、通常は特徴的なポーン構造になる。では、ラインを開くためクイーンサイドのポーンを差し出す。cポーンがc5へ進んだことだけでは、どのベノニの分岐かを特定できない。
...がファミリーを示し、次の一手が分岐を示す
1
2
3
4
5
6
7
h8
g
f
e
d
c
b
a
...はサイドのポーンでへ挑み、多くのベノニ分岐に共通するセンターの緊張を作る。
黒はサイドからセンターへ挑む
白はすでにとを占めているが、黒はに別のポーンを置いて応じる必要はない。
用法と背景
この名称はファミリーを示すラベルと考えると分かりやすい。まずベノニの構造を確認し、その後で具体的な分岐を定義する手や交換を見る。
よくある混同
モダン・ベノニ
モダン・ベノニは、より広いベノニ群の一つの具体的な分岐である。ベノニ・ディフェンスは、複数の手順と構造を含む、より広い名称である。
用語を見る出典
- 1.Benoni Defense - Chess Openings, Chess.com
- 2.Benoni Defense, Wikipedia contributors
