解説
−+ は黒に決定的な優勢があることを示します。正しく指せば黒勝勢と評価されるか、白が救うには黒の重大なミスまたは例外的な資源が必要なほど黒に有利です。
終局ではない局面の−+
1
2
3
4
5
6
7
h8
g
f
e
d
c
b
a
のクイーンと のルークは、 の白ルークを大きく上回ります。
優勢は明白だが対局は続いている
黒は のクイーンと のルークを持ち、白には のルークしかありません。白にはまだ合法手があるため、この評価は対局の最終結果を記録するものではありません。
対局結果を記録する記号ではありません。まだ多くの手が続き、黒がミスをして最終結果が変わることもあります。強制メイトがあると断定するものでもありません。
PGNでは黒決定的優勢がNAG $19に対応し、テキストでは -+ とよく書きます。 や より強く、反対の は白に有利です。
スラッシュ付きは別の結果
はスラッシュを含み、未対局のFIDE用語集で黒のフォーフィット勝ちを意味します。−+または-+はスラッシュなしで局面だけを評価します。
よくある混同
−+と-/+
−+は黒勝勢の局面評価、-/+は黒のフォーフィット勝ちを記録します。
−+と∓
−+は決定的優勢、∓は中程度の優勢です。
出典
- 1.System of Signs, Chess Informant
- 2.Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, Steven J. Edwards
- 3.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
