センチポーン損失

別名: CPL

実際に指した手と分析プログラムが見つけた最善の選択との差を、センチポーンで表したもの。

解説

センチポーン損失はCPLと略され、1手ごとに測定します。手順を分析するプログラムであるチェスエンジンが、自ら選ぶ手と実際に指された手を比較します。差は着手した側の視点で表され、その手によって最善の選択より局面が悪化するほど損失は大きくなります。

損失が0なら、選択した分析設定のもとで、実際の着手が最善手だったか、最善手と同等だったことを意味します。損失が80なら、エンジンの尺度でおよそ0.80ポーン単位の悪化です。測定単位は実際の駒ではなくです。

この指標は、盤上でポーンを実際に失ったことを示すものではありません。たとえば強力な攻撃を許したため、マテリアルを失わずに200センチポーン悪化する手もあります。反対に、十分な活動性を得る、マテリアルを取り返す、またはメイトする最善の方法であれば、駒を意図的に捨ててもCPLがほとんど、またはまったく発生しないことがあります。

値は、探索時間、深さ、エンジンのバージョン、サイトがメイト、すでに勝敗の決した局面、極端なスコアをどう扱うかに左右されます。そのため、二つのサービスが同じ手に異なる数値を付けることがあります。CPLはコンピューター上の基準からどれだけ離れたかを示しますが、それだけでミスの原因を診断することはできません。

よくある混同

センチポーン損失とマテリアル損失

CPLが測るのは評価の悪化であり、取られたポーンや駒の数ではありません。

CPLとACPL

CPLは1手に対する値です。平均センチポーン損失は、多くの手のCPLを平均します。

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