e.p.

別名: アンパッサン

e.p.は棋譜でアンパッサンによる駒取りを示す任意の記号です。

解説

e.p.はフランス語で「通過の途中」を意味するen passantの略です。ポーンが初期位置から2マス進み、相手ポーンの隣で止まったときにアンパッサンが可能になります。相手ポーンは、ほかの条件でも合法であれば、そのポーンが1マスだけ進んだものとして 直後の手に限り 取れます。

直後のアンパッサン

8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
2マス前進の前

黒ポーンは 、白ポーンは にいる。黒の手番である。

取るポーンは、相手ポーンが通過したマスへ斜めに進み、取られたポーンは実際に止まったマスから除かれます。exd6 e.p.では、盤上の縦列であるeファイルのポーンがd6へ進み、直前にd6を通過したポーンを取ります。

国際チェス連盟(FIDE)の規則では、棋譜の後にe.p.を加えることが認められています。対局交換用のテキスト形式Portable Game Notation(PGN)では、標準的な の末尾に特別な記号を加えず、同じ手を単にexd6と保存します。 がすでに駒取りを示し、アンパッサンだったことは局面から判断できます。

よくある混同

必須または任意のe.p.

FIDEでは棋譜用紙にe.p.を加えることが認められますが、必須ではありません。標準PGNではe.p.を省略し、通常のポーンによる駒取りとして記録します。

関連用語

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