解説
グロブは1.g4で始まります。g2のポーンを2マス進める手です。白はキングが始まる側であるキングサイドにスペースを得て、f1のビショップのためにg2を空けます。そのビショップをg2へ展開すると、長い対角線を通じて中央とクイーンサイドへ働きかけられます。
問題は、gポーンがキングの自然な守りの一部だということです。g4まで進めると、キングサイドへした後に白キングが置かれる周辺のマスや対角線が露出します。キャスリングはキングをg1、ルークをf1へ移す特別な手です。同時に、g4のポーンは中央4マスd4、e4、d5、e5のどれも占めません。黒はポーンで中央を占め、駒を初期位置から展開することでこれを利用できます。
グロブには、活動性を得るために自発的にポーンを差し出すギャンビットや、戦術的な罠があります。しかし、そうした可能性が初手を戦略的に安全にするわけではありません。と比べると、どちらもウイングポーンを2マス進め、ビショップを長い対角線へ展開する準備をします。決定的な違いは、gポーンが白キングにはるかに近いことです。
グロブは...を許し、危険なギャンビットを仕掛ける
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
gポーンは将来のキングの守りに属する
動かすことでビショップを準備できますが、キングサイド・キャスリング周辺のマスを直ちに変化させます。
出典
- 1.Grob Opening - Chess Openings, Chess.com
- 2.Grob's Attack, Wikipedia contributors
