解説
スリー・ナイツ・バリエーションという名称は、白が両方のナイトを開始位置からc3とf3へ展開し、黒のナイトがf6にいることに由来します。c3のような座標は、ファイルとランクでマスを示します。この名称は展開済みの3頭のナイトを数えたもので、駒が追加されるという意味でも、4頭目のナイトを動かしてはいけないという意味でもありません。
白がg1のナイトをf3へ展開すると中央が補強され、キングとルークを同時に移動してキングの安全性を高める特別な指し手、キャスリングの準備もできます。黒はグリュンフェルドの中心的な考えを維持し、ビショップをg7へ展開して、cポーンまたは中央でのポーン交換によりd4のポーンを攻撃します。
白はまだc1のビショップをf4、g5、e3のいずれにも展開でき、広い中央と控えめな中央を選べるため、この配置には柔軟性があります。その柔軟性には代償もあります。中央の決断を遅らせすぎると、白の駒が連携する前に黒が局面を開くことがあります。ではビショップが直ちにf4へ進み、その役割が早い段階で定まります。
よくある混同
スリー・ナイツの意味
名称は、c3とf3にいる白のナイトとf6にいる黒のナイトを指します。ルールや、その後に必ず作る配置を表すものではありません。
出典
- 1.Lichess chess-openings dataset, ECO volume D, Lichess
- 2.Gruenfeld Defense: Three Knights Variation, Chess.com
- 3.Gruenfeld Defense, Chess.com
