解説
ラチニー・テーマは、チェス・コンポジションの複数のフェーズを比較します。フェーズとは、白の正しい初手より前から図面に準備された応手、解答に近いトライ、実際の解答など、プレー内容の独立した部分です。各フェーズには同じ黒の防御が現れますが、白のメイト応手が循環的に変化します。
基本構造
小文字のa、b、cは3つの黒の防御を表し、大文字のA、B、Cは3つの白のメイトを表します。これらはチェス記譜や実際の指し手ではなく、関係を示すためのラベルです。
- 第1フェーズ: aにはA、bにはB、cにはCが成立する。
- 第2フェーズ: aにはB、bにはC、cにはAが成立する。
各メイトは次の防御へ移り、3つ目の後は最初へ戻ります。完全な3フェーズのラチニーでは、さらにもう1つの循環が加わり、aにはC、bにはA、cにはBが成立します。
フェーズ間でメイト手が異なるだけでは不十分です。同じ防御が維持され、循環的な再割り当てを明確に認識できなければなりません。各分岐には有効な応手が1つ必要です。同じ防御に2つのメイトが成立すると、によって構造の精密さが損なわれることがあります。
よくある混同
ラチニーとメイトの変化
すべてのラチニーにはメイトの変化がありますが、すべての変化がラチニーではありません。このテーマには、同じ防御に対する循環的な再割り当てが必要です。
出典
- 1.Lačny theme, Problemista
- 2.Glossary of Chess Problem Terms, OzProblems
