ロモノーソフ・テーブルベース

別名: ロモノーソフ・エンドゲーム・テーブルベース

盤上の駒が合計7個以下のエンドゲーム局面について、厳密な結果を返す事前計算済みデータベース。

解説

エンドゲーム・テーブルベースは、あらかじめ解かれた局面の集合です。照会時に最初から計算する代わりに、ソフトウェアが局面を検索し、収録範囲内での厳密な結果を取得します。結果は、その局面がドローか、一方がメイトを強制できるかを示し、データが用意されていればメイトまでの距離も返します。

ロモノーソフ・テーブルベースは、両方のキングを含めて合計7個以下の駒がある局面を収録します。2012年、モスクワ国立大学でスーパーコンピューターLomonosovを用いて計算されました。収録されるかどうかを決めるのは、対局が終盤らしく見えるかではなく、盤上の駒数です。

ロモノーソフのテーブルはDTM、distance to mateを使用します。勝勢局面では、勝つ側が最短のメイトを目指し、守る側がそれを遅らせるとき、勝つ側がメイトまでに指す手数を数えます。DTM自体は、ポーンの手も駒取りもない状態で各陣営が50手ずつ指した後にドローを申請できるルールを適用しません。そのため、テーブルベース上の理論的な勝ちでも、公式対局ではこのルールが働いてドローになることがあります。

照会する局面は、手番を含めてテーブルベースの表現と完全に一致しなければなりません。駒配置だけでは不十分で、手番が変わると結果が全面的に変わることがあります。

これはに評価を求めることとは異なります。エンジンは限られた資源で手を探索し局面を評価しますが、テーブルベースは収録済み局面に対する事前計算済みの解を返します。7駒の収録範囲を外れると、ロモノーソフ・テーブルベースはその答えを提供できません。

よくある混同

テーブルベースとエンジン

テーブルベースは収録済み局面の解を検索します。エンジンは照会時に探索と評価を行います。

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