解説
ゼーミッシュ・バリエーションは、白のaポーンがa3へ進み、b4のビショップを攻撃することで始まります。典型的な続きは、黒がc3のナイトを取り、白がbポーンで取り返す形です。結果は明確です。白は両方のビショップ、つまりビショップ・ペアを保ちますが、cファイルに2つのポーンを抱えます。
これらのポーンは固定されると攻撃目標になり得ます。一方でセンターのマスを支配し、白のbポーンがなくなるためbファイルが開き、ルークを活動させやすくなる場合もあります。局面は欠点の数だけで評価できません。黒が圧力を組織する前に、白がセンターを開いてビショップを活性化できるかが重要です。
黒はc4とc3を攻撃し、センターに揺さぶりをかけ、ナイトに良いマスを確保しようとします。でも似た構造になることがありますが、こちらはe4を準備するためにfポーンをf3へ進めるところから始まります。ゼーミッシュを定義するのは4手目のa3です。
よくある混同
ニムゾ・インディアンのゼーミッシュとキングズ・インディアンのゼーミッシュ
同じ人名を冠しますが、別のシステムです。ここでの決め手は、b4のビショップに対するa3の前進です。
出典
- 1.Nimzo-Indian Defense: Sämisch Variation, Chess.com
- 2.Nimzo-Indian Defense, Chess.com
- 3.Lichess chess-openings dataset: ECO volume E, Lichess
