解説
チェックはキングへの直接攻撃で、応手を必要とする。パーペチュアルチェックでは、一方が同じパターンへ戻る一連のチェックを強制し、相手はその循環へ再び入らずに止めることができない。クイーンとルークは複数の方向から遠距離チェックを与えられるため、この形を作ることが多い。
公式規則には、「パーペチュアルチェック」だけで結果を決める独立した規則はない。実際の盤を使う対面対局では、通常この循環によってを主張できる。同じ局面が3回現れたとき、手番側は引き分けを申告できる。5回現れると自動的に引き分けとなる。国際チェス連盟(FIDE)の公式オンライン大会では、3回目にプラットフォームが自動的に引き分けを宣言する。
チェックを3回するだけでは足りない。同じ手番、同じマス上の同じ駒、同じ合法手の可能性を持つ完全な局面が繰り返されなければならない。この連続手を強制されたものと考える前に、防御側が安全な場所へ逃げる、間に駒を置いてルーク、ビショップ、クイーンのチェックをブロックする、チェック駒を取る、または別の方法で局面を変えられないか確認する必要がある。
パーペチュアルチェックは特に防御手段として有効である。駒が少ない側や、次の手で相手から合法な応手のないキングへの攻撃を受けるチェックメイトの脅威に直面した側が、敗勢を勝者のいない結果であるへ変えられる。チェックへ戻らずに循環を断てるなら、強制されたパーペチュアルチェックではない。
よくある混同
パーペチュアルチェックは独立した引き分け規則
違う。通常は局面の繰り返し規則によって引き分けに至る指し手のパターンである。
用語を見るチェックを3回すれば引き分け
違う。同じ完全な局面が3回現れる必要があり、チェックの回数自体は関係しない。
出典
- 1.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
- 2.FIDE Online Chess Regulations, FIDE
- 3.Perpetual Check - Chess Terms, Chess.com
