解説
ポーンが初期マスから最も遠いランクに到達すると、ポーンのままではいられない。同じ手の一部としてポーンを取り除き、到達マスに同色のクイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかを置く。この必須の交換をプロモーションという。
選択肢は、それまでに取られた駒には左右されない。元のクイーンが盤上に残っていても別のクイーンを作れる。また、ルーク、ビショップ、ナイトが1個も取られていなくても、それらを選べる。新しい駒は直ちに働き、キングへの直接攻撃であるチェックや、キングが攻撃され合法な応手がないチェックメイトを与えることもある。
ポーンはによって最終ランクへ到達することもできる。この場合は到達マスの相手の駒を取り除き、選んだ新しい駒をそこに置く。キング、別のポーン、相手色の駒を選ぶことはできない。
クイーンはルークとビショップの動きを併せ持つため、通常は最も強い選択となる。意図的にルーク、ビショップ、ナイトを選ぶことをといい、局面特有の幾何学的条件によって必要になることがある。
用法と背景
指し手を文字と数字で記録するでは、ポーンの手に続けて新しい駒の文字を書く。多くのプラットフォームではd8=Qのように等号を加える。
よくある混同
取られた駒だけを取り戻せる
違う。昇格した駒は新しい駒なので、同じ種類の元の駒がすべて盤上に残っていても選べる。
プロモーションは必ずクイーンになる
通常はクイーンを選ぶが、合法な選択肢はクイーン、ルーク、ビショップ、ナイトの4種類である。
用語を見る出典
- 1.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
- 2.Pawn Promotion - Chess Terms, Chess.com
