解説
では、d4はdファイルと4ランクの交点を意味する。クイーンズ・ギャンビットは、双方がクイーン前のポーンを進めるところから始まる。白のポーンはd4へ、黒のポーンはd5へ進む。続いて白はc4を指し、そのポーンで黒のd5ポーンを攻撃する。黒がc4で取ると、黒のポーンは中央から離れるため、白はe4で中央を広く占めるか、あとでそのポーンを取り返せる。
が中央のポーンに挑む
黒はに対し、対称的に中央を占める
1.のあと、...はポーンを中央へ置き、重要な2つのマスを支配する。
ギャンビットとは、オープニングでポーンや駒といったマテリアルを差し出し、代わりにテンポ、駒の活動性、中央の支配といった別の利点を得ようとすることである。クイーンズ・ギャンビットでは、黒が手数を費やしたり弱点を作ったりせずにポーンを維持するのが難しいため、白のポーン損は通常は一時的である。白の狙いはcポーンを中央ポーンと交換し、スペース、駒の活動性、または中央でより大きな支配を得ることにある。
3つの基本的な応手
アクセプト、ディクライン、スラヴの選択で構造が変わる
3つの基本的な応手は異なる方法で攻撃に対処する
それぞれの選択により、どのポーンが中央を占めるか、ビショップをどう展開できるかが変わる。
- では、黒がc4で取り、白の中央を攻撃しながら、通常はそのポーンを白に取り返させる。
- では、黒がe6でd5を支え、中央のポーンをすぐに交換せず向かい合わせたままにする。
- では、黒がc6でd5を支え、c8ビショップの対角線を開けたままにする。
その後の判断は、バリエーション名だけでなくポーン配置によって決まる。白は通常、d4を支えてe4を準備するために駒を展開する。黒は効率よく守れないポーンに固執するのではなく、c5またはe5で白の中央に挑み、駒を活性化しようとする。
用法と背景
記録に残る最古級のオープニングの一つで、1490年頃のものとされるゲッティンゲン写本にも登場する。
よくある混同
クイーンを犠牲にする
名称はクイーンが初期配置される側と、差し出されるcポーンを指しており、クイーンという駒を指すものではない。序盤の手順でクイーンを犠牲にするわけではない。
アクセプトはポーンを維持することを意味する
クイーンズ・ギャンビット・アクセプテッドでは黒がポーンを取るが、通常は駒の展開を優先し、あとで白にそのポーンを取り返させる。
出典
- 1.Queen's Gambit - Chess Openings, Chess.com
- 2.Queen's Gambit, Wikipedia
- 3.Queen's Gambit Complete Guide, 365Chess
