解説
O-O-Oはクイーンサイドのを表します。この手では、キングがルークの方向へ2マス進み、ルークがキングのすぐ反対側に移ります。標準初期配置では、白はa1、黒はa8から始まるルークを使います。白キングはe1からc1、ルークはa1からd1へ移り、黒キングはe8からc8、ルークはa8からd8へ移ります。
キングとルークが一度も動いていない、間の経路が空いている、キングがチェックされていない、キングの出発、通過、到着マスが攻撃されていない、というキャスリングの一般条件が適用されます。この側では、キングとルークの間にあるb1またはb8も空いている必要があります。ただしキングはそのマスを通らないため、攻撃されていても構いません。
Standard Algebraic Notation(SAN)と呼ばれる標準的なと、対局交換用のテキスト形式Portable Game Notation(PGN)では、大文字Oを3つ使いO-O-Oと書きます。国際チェス連盟(FIDE)の大会用棋譜用紙では数字のゼロを使い0-0-0と書きます。そのため両方の形が使われますが、PGNではO-O-Oが必須です。クイーンサイドという名称は盤の側を表すだけで、クイーンはこの手に参加しません。
よくある混同
O-O-OとO-O
O-O-Oではキングがc1またはc8へ移ります。O-Oではキングがg1またはg8へ移り、キングサイドのルークを使います。
用語を見るクイーンサイド・キャスリングとクイーンの移動
キャスリングでクイーンは動きません。この名称は、使用するルークが開始時にいた盤の半分を示すだけです。
出典
- 1.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
- 2.Standard: Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, rec.games.chess contributors, coordinated by Steven J. Edwards
