レトログレード解析

別名: レトロ解析, 逆行解析

現在の局面とチェスの合法的な進行に適合する過去の着手や出来事を、後ろ向きの推論によって導き出す分析。

解説

レトログレード解析は、ある局面から出発してその過去を問う。次に何が起こり得るかを計算するのではなく、チェスの規則を用いて、以前に何が起こらなければならなかったか、何が起こり得たか、何が不可能かを導き出す。

オーソドックスな局面、つまり通常のチェス規則を用いる局面は、初期配置から合法手だけで到達できる場合に合法とみなされる。この条件に基づき、レトロ問題では最終手が何だったか、どの駒が取られたか、または昇格したか、どちらの手番か、さらに過去の着手を踏まえてキャスリングやアンパッサンなどの特別な権利がまだ存在し得るかを問うことがある。すべての結論は、図面から確認できる制約に従わなければならない。

は密接に関係している。初期配置から図面までの合法な手順を構成すれば、その経路が可能であることを証明できる。一方、レトログレード解析は、特定の過去が不可能であることや、ある過去の出来事が必須だったことも示せる。これは、可能な対局を一つ見つけるだけでは証明できない。

よくある混同

コンピュータによるレトログレード解析

コンピュータチェスでは、レトログレード解析が、すでに解かれた終盤局面から逆向きに計算することを指す場合もある。たとえば終盤局面のデータベースを構築する用途である。ここでは、局面の合法的な履歴について行う作局上の推論を意味する。

出典

  1. 1.Codex of Chess Compositions, World Federation for Chess Composition (WFCC)
  2. 2.The Retrograde Analysis Corner, The Retrograde Analysis Corner
  3. 3.Proof Game, The Retrograde Analysis Corner

関連用語

© 2026 MindZug