解説
第2ランク・ディフェンスは、ルーク対ルークとビショップのポーンのないエンディングで現れる。強い側は守備側キングを盤端へ追い込み、逃げ道を支配してチェックメイトを強制できる配置であるメイト網を作ろうとする。守る側は攻める駒を追い回すのではなく、安定した配置を目指す。
守備側のキングとルークは、盤端から1マス内側のラインにとどまる。横向きなら第2または第7ランク、局面を回転させれば左右どちらかの端から1マス内側のファイルになる。ルークはキングの近くを動き、適切なタイミングでチェックし、攻めるルークがキングの背後へ回り込む経路を遮る。
守る側が空間を譲って配置を繰り返すため受け身と呼ばれるが、どの待機手でもよいという意味ではない。キングが隅に近づきすぎたり、ルークが遠くへ離れたり、ビショップに帰還マスを支配させたりすると危険が増す。その場合、攻める駒の連携が防壁を破ることがある。
も同じエンディングの重要な防御法だが、両キングの位置関係が異なり、守備側ルークは自軍キングにより広い空間がある側から守る必要がある。
よくある混同
第2ランクのポーンを守ること
名称はポーンを指していない。特定のポーンのないエンディングで、キングとルークが連携するラインを表す。
セーン・ポジション
どちらもルーク対ルークとビショップの防御法だが、セーン・ポジションは両キングがL字形の位置関係になることで識別される。
用語を見る出典
- 1.Rook and bishop versus rook endgame, Wikipedia contributors
- 2.The second rank defense, ChessBase
