シシリアン・ディフェンス、ロッソリーモ・バリエーション

別名: ロッソリーモ・アタック, ネジュメトディノフ・ロッソリーモ・アタック

2...Nc6に対し、白がビショップをb5へ展開し、d4で中央をすぐに開くことを先送りする応手。

解説

ロッソリーモは1.e4 c5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5で始まる。では、Bはビショップを表す。白は駒を展開してc6のナイトへ圧力をかけ、へつながり得るオープン・シシリアンの手順へすぐには入らない。

ビショップはBxc6でナイトを取ることができる。黒がポーンで取り返すとダブルポーン、つまり同じファイルに黒のポーンが2つ並ぶ形が生じる。この交換が自動的に白に有利とは限らない。ビショップを手放すことは、長距離を働く駒を放棄することでもある。黒は2枚のビショップからなるビショップペアを保ち、どのポーンで取り返すかに応じて有用なオープンラインを得ることがある。

Bb5はへ圧力をかけるが、Bxc6には実質的な交換条件がある

8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
3.Bb5はロッソリーモを選ぶ手である。ビショップを展開し、のナイトへ圧力をかけ、中央の前進を先送りする。
白は中央を開くことも、ロッソリーモを選ぶこともできる

黒のナイトはすでににいるため、Bb5は展開済みの駒と将来の構造を直ちに結びつける。

白は多くの場合、キングとルークを動かす特別な手であるによって早くキングを安全にする。その後、中央を閉じたままにするd3か、よりよい条件で後から開くc3に続くd4を選ぶ。黒は...g6、...e6、...d6で応じることができ、それぞれ異なる構造になる。このオープニングは戦略的だが、c6で早く交換すると明確な不均衡が生まれることがある。

と異なり、ロッソリーモはNf3で始まり、ビショップを早くb5へ展開する。主な目的はf4による攻撃をゆっくり築くことではなく、黒のナイトとポーン構造へ圧力をかけることである。

よくある混同

ロッソリーモとモスクワ・バリエーション

ロッソリーモは2...Nc6に対して指され、Bb5はチェックではない。モスクワ・バリエーションは2...d6に対して指され、Bb5+がチェックになる。

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