テンポ

チェスクロックの秒数とは別に、局面内の時間単位として扱われる1手。

解説

テンポとは、盤上の時間単位として考える1手です。時計の残り秒数ではありません。各手番で、駒を初期位置から出す、脅威を作る、キングをより有用なマスへ置くなど一つの仕事を行えるため、少ない手数で目的へ到達することが決定的になる場合があります。

1手で目的を果たしながら相手にも応手を強いると、テンポを得ます。駒が初期位置から出るを完了しながら別の駒を攻撃する場合などです。同じ結果へ達するため余分な1手が必要になるとテンポを失います。十分な利益なく同じ駒を2度動かす場合などです。

比較は常に局面次第です。動かすたびに有効な脅威を作るなら、同じ駒を繰り返し動かしても自動的に無駄とはなりません。同様に、相手の駒を動かしても、その駒がより良いマスへ到達すれば実質的な利益がないこともあります。重要なのは各側が完了した仕事と、応手を強いる脅威をつなぐ能力であるの変化です。

エンドゲームの特殊な場合

駒が少なくなった段階であるエンドゲームでは、待ち手によって意図的にテンポを失い、重要な局面で相手に手番を渡すのが正しい場合があります。これによって、手を指さなければならないのにすべての合法手が局面を悪化させるを作れることがあります。一見何もしない手でも、決定的な瞬間に誰が行動するかを変えるため最善手になり得ます。

よくある混同

テンポと時計時間

テンポは局面内の手番を測ります。チェスクロックは考えて対局を終えるために使える実時間を測ります。

テンポとイニシアチブ

テンポはプレイの1手分です。イニシアチブは相手に応手させ続ける手をつなぐ能力です。

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出典

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