解説
矢印の→と←は、簡潔な注釈として機能します。一方の側に攻撃があること、つまりキング、価値の高い駒、または別の重要な標的に対する連携した脅威があることを示します。必ずしも駒の移動経路を表すわけではなく、右や左へ動かすよう指示するものでもありません。
では、矢印の向きによって攻撃側を区別します。対局を保存するテキスト形式であるでは、同じ意味をNumeric Annotation Glyph、略してNAGとして保存できます。$40は白に攻撃があることを、$41は黒に攻撃があることを意味します。
攻撃があるからといって、自動的に勝勢であるとは限りません。攻勢が危険でも不十分な場合があり、相手にはまだ防御やカウンタープレイを作る余地があります。また、イニシアチブと同じ意味でもありません。イニシアチブは、どちらが相手に応答を迫り続けているかを表し、攻撃はより具体的な攻撃圧力を表します。
用法と背景
通常は着手や局面評価のそばに置かれ、どちらの側が脅威を作っているかを要約します。
よくある混同
着手を示す矢印
盤上に描かれた矢印は具体的な経路を示すことがあります。この編集記号は評価を要約するもので、動かす駒を指定しません。
出典
- 1.System of Signs, Chess Informant / ChessBase
- 2.Standard: Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, Steven J. Edwards (coordinator)
- 3.NAG Values, Scid vs. PC
