解説
ビショップ・ペアは両方の色のマスを支配できます。1枚のビショップは最初にいた色から離れられません。補完し合う2枚があればその制限がなくなり、盤の両側へ素早く焦点を移せます。相手がビショップとナイト、または2枚のナイトを持つ場合に特に重要な優位となります。
ポーンが交換されラインが開くと、ビショップの射程は伸びます。そのためビショップ・ペアは、オープンな局面、盤の両側に標的がある局面、または両色のマスで脅威を作れる局面で力を発揮します。交換の選択肢も保てます。一方のビショップで重要な駒を除去し、もう一方に有利な、駒数の少ない終盤を残せます。
優位を実らせる方法
- 自分のキングを危険にさらさず局面を開く。
- 長い射程を生かせるよう盤の両側に標的を作る。
- どちらのビショップも争えないマスに敵ナイトが安定するのを防ぐ。
- 各ビショップを、つまりポーン、キング、侵入地点に関係する白マスまたは黒マスの集合に対して使う。
ビショップ・ペアが自動的に優位を保証するわけではありません。ポーン配置がラインをふさぐと、安定したナイトが経路のないビショップを上回り、一方がになることがあります。価値はダイアゴナルと標的の有無で決まります。駒やポーンを得る、相手のポーン配置を傷つける、または支配的な駒を除去できるなら、一方を手放すのも正解です。
よくある混同
2枚のビショップとビショップ・ペアの優位
用語自体は両ビショップを持つことを示しますが、実戦的な優位は、相手に同じ色の支配がなく、局面で両方を活用できる場合に生じます。
出典
- 1.The Winning Academy 5: What to do with a bishop pair?, ChessBase
- 2.Understanding before Moving 60: The advantage of having the two bishops, ChessBase
- 3.Glossary of chess, Wikipedia
