解説
ダイアゴナルとは、角で接する同色のマスが並ぶラインです。ビショップはダイアゴナルだけを移動し、クイーンも利用できます。重要な区間に駒がないか、容易に開けられ、長距離駒が複数のマスへ働けるダイアゴナルをオープンダイアゴナルと呼びます。
ポーンのない縦のラインという の厳密な定義と違い、オープンダイアゴナルは形式的というより実用的な表現です。遠くの駒が端をふさいでいても、ビショップが重要な区間を支配できるなら問題ありません。ビショップやクイーンを標的、侵入マス、キング周辺へつなぐかが決定的です。
ダイアゴナルを開くと両陣営の局面が変わる
ポーンの前進や交換は を活性化できますが、自分のキングを守る障壁も取り除くことがあります。ラインを開く前に、両陣営のどの駒に新しい攻撃が生まれるか確認しましょう。オープンダイアゴナルは共有される経路であり、相手が先に動けば占めたり遮断したりできます。
一つの前進が双方のラインを開く
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
が共通の障害物です。 からの白のダイアゴナルを遮り、 からの黒のダイアゴナルを の手前で止めています。
のポーンが二つのダイアゴナルを遮る
の白ポーンは のビショップが へ届くのを妨げ、 の黒ビショップも へ届く前に止めています。
長さだけで価値は決まりません。弱い標的を狙う短いダイアゴナルのほうが、何にも接触しない長いものより重要な場合があります。安定性も重要です。相手が守られたポーンでラインを閉じられるなら、その活動性は一時的かもしれません。
よくある混同
オープンダイアゴナルと良いビショップ
オープンダイアゴナルは機動性を与えますが、その機動性が支配、標的、有用な守備の役割につながって初めて、ビショップは本当に良い駒になります。
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