解説
ビショップペアとは、一方のプレイヤーが異なる色のマスで働く2枚のビショップ、通常は最初からある2枚を持っている状態です。一方は常に白マスを、もう一方は黒マスを移動するため、2枚を合わせると盤上の両方の色のマスに影響を及ぼせます。
では、この特徴を示す簡潔な記号を使います。⮺は、デジタル文字に共通の符号を割り当てる標準であるUnicodeに収録された専用文字です。◫は、現在も一部のソフトウェアや出版物で使われる古い表示形です。
一部のソフトウェアの一覧では、白のビショップペアにNumeric Annotation Glyph、NAGの$151、黒のビショップペアに$152を提案しています。対局を保存するテキスト形式であるは$255までの番号を扱えますが、原仕様で意味が割り当てられているのは$139までです。この記号は駒構成と局面上の特徴を示しますが、優位を保証しません。その価値は、対角線の開き方、ポーン構造、駒の活動性によって変わります。
よくある混同
異色ビショップ
ビショップペアは、一方のプレイヤーが2枚のビショップを持つことを意味します。異色ビショップは通常、双方が1枚ずつ持ち、それぞれ異なる色のマスだけを動く状態を指します。
自動的な優位
ビショップペアは特に開いた局面で価値を持ちますが、この記号はどの局面でも所有側が優れていると断定するものではありません。
出典
- 1.System of Signs, Chess Informant / ChessBase
- 2.Miscellaneous Symbols and Arrows, Unicode Consortium
- 3.NAG Values, Scid vs. PC
