解説
点字チェス表記は、書かれた対局情報を、触って読む隆起した点の組み合わせである点字セルへ置き換えます。視覚に頼らず、視覚障害のある読者がチェスの内容を記録、参照、編集できるようにします。
このコードは、駒の識別子、マス、、駒取り、チェック、昇格、結果などの書き方を定めます。また、並びを曖昧なく読めるよう、空白と配置の規則も定義します。印刷された各文字を1つの点字セルへ単純に置き換えるとは限りません。一部の点字符号は指示符として働き、後続セルの解釈を変えるためです。
各マスをファイルの文字とランクの数字で示す代数式表記を転写できますが、点字コード独自の規則を用います。版、言語、転写を定める機関によって差があるため、文書では宣言した1つの標準を一貫して適用すべきです。
FIDE競技規則では、視覚障害のあるプレイヤーが点字、通常の文章、または録音装置で棋譜を取ることを認めています。表記コードは触覚盤の代わりにはならず、チェスの規則も変えません。情報をどう表現するかという別の問題を解決します。
用法と背景
アクセシビリティには、一貫した表記だけでなく、プレイヤーが自立して操作できる盤と時計も必要です。
よくある混同
触覚チェス盤
盤は局面を知覚して指すためのものです。点字表記は対局記録を書き、読むためのものです。
出典
- 1.Braille Chess Code and Layout, Braille Authority of the United Kingdom
- 2.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
