解説
では、d5はdファイルの5段目を意味する。のエクスチェンジ・バリエーションでは、白はeポーンで黒のd5ポーンを取る。黒はc6から来たポーンで取り返す。二つの中央ポーンが消え、dポーンがd4とd5で向かい合う。
局面は単純に見えるが、完全な鏡像ではない。黒のcポーンは元のファイルを離れた一方、白のcポーンはc2に残り、黒にはeポーンも残っている。白は通常、駒を自然なマスへ展開してから、安定したポーン配置を保つか、d5への圧力を強めるかを決める。
黒は丈夫なポーン配置を得て、c8のビショップを自由に展開できる。典型的な目標は、素早く駒を活性化し、e6と指して、...b5と...b4でクイーンサイドに圧力を求めること、または局面が許せば...e5を準備することである。白は先手の利を保ち、活動的な駒の配置に利用できるが、このオープニングだけで自動的に攻撃が得られるわけではない。
エクスチェンジは同一の構造を作らずに中央を単純化する
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
3.exd5はエクスチェンジ・バリエーションを選び、を攻撃していた黒ポーンを取り除く。
白は中央の緊張をどう扱うか選ぶ
で交換すると閉じたチェーンを避け、このバリエーション固有の構造へ進む。
よくある混同
エクスチェンジ・バリエーションとパノフ・アタック
は同じ交換から始まるが、d5を攻撃するc4を加える。その手はポーン配置を変え、通常は局面を開く。
用語を見る完全に対称なポーン配置
dポーンは向かい合っているが、cポーンとeポーンは対称に配置されていない。そのため、ポーン配置全体も両陣営のプランも同一ではない。
出典
- 1.Caro-Kann Defense: Exchange Variation - Chess Openings, Chess.com
- 2.Caro-Kann Defence, Wikipedia
- 3.Caro-Kann Defense: Exchange Variation, Lichess
