解説
Chess Fundamentalsはホセ・ラウル・カパブランカによる教本で、初版は1921年に刊行された。あらゆるオープニングや可能な組み合わせを列挙する本ではない。カパブランカが基本的だと考えた原則を選び、簡潔な局面、説明、完全な対局を通して展開している。
本書で学べること
- 基本的なチェックメイトとポーンの昇格。最終ランクに到達したポーンを別の駒へ変える方法。
- 駒が少なくなり、キングを積極的に使うことが特に重要になる基本的なエンドゲーム。
- 対局の最初の段階におけるオープニングの原則。駒を展開し、盤の中央部であるセンターを争うことなど。
- オープニングとエンドゲームの間にあるミドルゲームのプラン、駒の相対的価値、相手に応手を強いる脅威を作る力である主導権。
この選択には、著者の明快で技術的な作風が表れている。カパブランカは後にでタイトルを防衛した。古い版の中には、各陣営の視点からマスを名付ける歴史的方式である記述式表記を使うものがある。現代版や実際の盤を使えば、その箇所を追いやすい。エンドゲームをさらに幅広く学ぶ参考書としては、が別の役割を果たす。
よくある混同
完全なルールブック
正式ルールを網羅する本ではなく、戦略と技術を教える書籍である。
オープニング百科事典
オープニングの原則は説明するが、すべての変化を収録することは目的としていない。
出典
- 1.Chess Fundamentals by José Raúl Capablanca, Project Gutenberg
- 2.Chess Fundamentals, Project Gutenberg
