解説
コクラン・ディフェンスは、キングとルークだけの側が、キング、ルーク、ビショップを持つ側に対して使う方法である。このエンドゲームは完全に指せば通常ドローだが、守るのは非常に難しい場合がある。
中心的な考えは、攻める側のビショップとキングと同じランクまたはファイルに守備ルークを置き、その間にビショップを挟むことである。するとルークはビショップをピンする。ビショップが動けば、自軍キングへのチェックが開通するからである。この圧力によって、攻める側の駒が自由に連携して守るキングを閉じ込めるのを防ぐ。
この配置は中央付近で最もよく機能する。理論上の目安として、ピンは通常、中央4本のファイルまたは中央4本のランクの一つに作り、両キングの間には少なくとも2本のランクまたはファイルを置く。守るキングは相手キングの前進に対し、反対方向へ離れながら、盤端へ追い込まれるのを避ける。
静止した一つの形へ到達するだけでは不十分である。ルークはチェックと機動性を保ち、攻める側がピンを外した後にいつ配置を作り直すかを、守る側が理解していなければならない。隅に近づくと利用できる空間が減り、この方法が機能しなくなることがある。
用法と背景
この名称はオープニング理論にも現れるが、ここではエンドゲームの防御法だけを指す。
よくある混同
コクラン・ギャンビット
それは別のオープニングのアイデアである。ここで扱うコクラン・ディフェンスは、ルークとビショップ対ルークのエンドゲームに属する。
永久に続くピン
攻める側がランクやファイルを変えたり、キングを盤端へ近づけたりするときは、配置を調整し直す必要がある。
出典
- 1.Rook and bishop versus rook endgame, Wikipedia contributors
- 2.Rook and Bishop vs Rook - Part III, Matthew Sadler
