解説
基本形は、クイーン、敵陣深くまで進んだポーン、そしてほとんど動けないキングの組み合わせでできています。クイーンはキングの隣に移動してチェックをかけますが、攻撃側のポーンに守られているため、キングはそのクイーンを取れません。残りの逃げ道は、防御側自身の駒やポーンがふさいでいます。
側面からの侵入
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
のクイーンが外側から のキングにチェックをかける。
のクイーンは取れない
クイーンはキングの外側に隣接するマスをメイトの拠点にする。前進したポーンがクイーンを守って別の逃げ道を覆い、黒駒が残る出口をふさぐ。
このメイト網を成立させる中心はポーンです。ポーンはクイーンを支えるだけでなく、キング付近の別のマスも支配することがよくあります。そのため、敵キングの守りの近くまで進んだポーンは、通常のポーンから想像する以上に危険になり得ます。
この名称の使い方は、すべての解説書で完全に一致しているわけではありません。ビショップがクイーンを支える形も含める資料がある一方、それを別のバリエーションとして扱う資料もあります。この用語集では、ダミアーノのメイトの核心を前進したポーンに支えられたクイーンとします。最も近い関連パターンはで、似た連携を使いますが、ポーンの陰に守られたキングの周囲での配置が異なります。
よくある混同
ダミアーノのメイトとロッリのメイト
どちらも、ポーンの陰に守られたキングの近くで、ポーンに支えられたクイーンを使います。資料によって名称が重なることがありますが、ダミアーノのメイトでは通常、追い詰められたキングの外側にクイーンが置かれ、ロッリのメイトではより直接的にキングの正面に置かれます。
用語を見る出典
- 1.Damiano's Mate, CHESSFOX
- 2.The Checkmate Patterns Manual, New In Chess
