解説
フラッグは、プレイヤーに割り当てられた時間が尽きたことを示す時計の表示です。通常、必要な手数を完了する前にフラッグが落ちたプレイヤーは負けになります。
例外が時間切れによる引き分けです。相手が どのような合法手の連続によってもチェックメイトできない 場合、対局は引き分けになります。最も明白なのは、相手にキングしか残っていない場合です。規則上問われるのは、メイトが起こりそうか、熟練者が強制できるかではなく、何らかの合法手の連続がチェックメイトに至り得るかどうかです。
時間切れでもメイトが合法的に可能
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
協力的な応手 の後、合法な続きによってメイトが起こり得ると示されます。
ルークがメイトの手順を可能にする
白の時間が切れており、白番です。黒がメイトを強制できる必要はありません。合法な手順 によってメイトが起こり得ると示されるため、時間切れにより黒の勝ちとなります。
この判定では、単純に駒数だけを数える方法は信頼できません。通常はメイトを強制できない駒の組み合わせでも、双方が協力すれば合法的なメイト局面に参加できる場合があります。審判は実際の局面を評価しなければなりません。
この結果は、両方の表示で時間切れが示され、どちらのフラッグが先に落ちたか確定できない とも異なります。その場合に適用される規則は、対局期間と競技形式によって異なります。
よくある混同
不十分な戦力
FIDEの判定は、固定された駒の一覧だけで決まりません。実際の局面で、どのような合法手の連続によってもチェックメイトが生じ得るかを調べます。
出典
- 1.Article 6: The Chessclock, FIDE Rules Commission
- 2.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
