ダッチ・ディフェンス、レニングラード・バリエーション

別名: レニングラード・ダッチ

キングサイドの早いポーン前進と、長い対角線上のキングサイド・ビショップを組み合わせるダッチ・ディフェンスの一分岐。

解説

レニングラードはの一分岐で、2つの構想の組み合わせによって見分けられます。黒はf7のポーンをf5へ進めてe4を支配し、続いてg7のポーンをg6へ進め、f8のビショップをg7へ展開します。gポーンを1マス進め、その後ろにビショップを置く展開をフィアンケットと呼びます。g7のビショップは長い対角線を通じて中央とクイーンサイドに働きかけます。

黒は通常、ナイトをf6、dポーンをd6に置き、キングサイドへして配置を完成させます。キャスリングは黒キングをg8、ルークをf8へ移す特別な手です。この構造は、後でeポーンをe5へ進めて白の中央に挑む余地と、キングサイドで活動する余地を残します。ダッチに共通する代償もあります。f5のポーンは黒キング周辺に敏感なマスや対角線を生むことがあり、十分な駒を展開する前に攻撃を始めると逆襲を受けかねません。

レニングラードのフィアンケットが動的な中央を支える

1
2
3
4
5
6
7
h8
g
f
e
d
c
b
a
のポーン、のビショップ、のキングが、フィアンケットとキャスリングによる1つの構造を形成します。
構造が守りと活動性を両立する

キングはフィアンケットの背後へキャスリング済みで、黒のポーンは中央のブレイクを準備しています。

では通常、f8のビショップをg7ではなくe7へ展開します。では、黒のポーンをf5、e6、d5、c6に並べて壁を築きます。一方レニングラードは、g7のビショップにより広い射程を与え、通常はより動的な構造を受け入れます。

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