解説
評価は、双方が適切に指し続けると仮定したときの局面の質を要約するものです。どちらが有利か、差はどの程度か、なぜそう言えるかという3つの問いに答えます。これは対局の最終結果ではありません。優勢はまだ勝利に変えなければならず、劣勢の局面でも守り切れる可能性があるからです。
人間が評価するときの要素
- マテリアル: 駒とポーンの数、およびおおよその価値。
- キングの安全性: 相手がチェックやメイトの脅威をどれほど容易に作れるか。
- 駒の活動性: 駒が利用できる有効なマスの数と質。
- 、つまりポーンの配置とつながり方。さらに、利用できるスペース、目前の脅威、長く残る弱点。
は、評価を数値、または勝ち、引き分け、負けの確率で表します。多くのインターフェースでは、白に有利な値をプラス、黒に有利な値をマイナスで示します。ゼロに近い値は、分析上ほぼ互角という意味であり、引き分けが保証されているわけではありません。たとえばStockfishの現代的な尺度は勝率に合わせて調整されており、実際に何個分のポーン得があるかをそのまま示すものではありません。
評価は、計算したの最終局面を含め、特定の局面に対して行います。それぞれの評価を比較すると、を選びやすくなります。エンジンがさらに多くの手を調べ、以前は考慮していなかった守りや攻めを発見すると、数値は変わることがあります。
よくある混同
評価とマテリアル
マテリアルは要素の一つにすぎません。駒の価値が同じでも、キングの安全性、駒の活動性、脅威によって、一方が明確に有利なことがあります。
出典
- 1.Frequently Asked Questions, Stockfish
- 2.Evaluation, Chess Programming Wiki
- 3.Chess Engine, Chess.com
