解説
基本Betza記法は、初歩的な移動パターンと制限を組み合わせます。拡張Betza記法はXBetzaとも呼ばれ、1回の跳躍またはスライドだけでは表せない動きを持つ駒のために、この言語を拡張します。
中心となる仕組みは連鎖です。1回の着手を区間と呼ばれる複数の概念的な段階に分けられます。各区間では、中間マスが空いている、自駒がある、相手駒がある、という条件を指定できます。また、経路上を通過する、駒を取る、駒を交換する、途中のマスに駒を置くといった動作も表せます。
これらの条件により、跳び越すための駒を必要とするホッパー、複数段階の駒取り、複数のマスに影響する着手、特殊なケースをモデル化できます。例には、キングとルークが1手で動くキャスリングや、2マス進んだ直後の相手ポーンを取り、隣接マスから除去するアンパッサンがあります。ほかの修飾子では、まだ動いていない駒にだけ能力を許すこともできます。
XBetzaは、実際に指された着手一覧ではなく、移動規則を記述するものです。具体的な1手には、のような形式を使います。実装によって対応する部分集合も異なるため、複雑な文字列は、それを読み込むプログラムの文書に従って解釈する必要があります。
用法と背景
XBetzaは特殊規則を処理可能な記述へ変換するため、変則エンジンやエディターで有用です。
よくある混同
基本Betza
単純な移動または組み合わせた移動には、基本Betzaで足りることがよくあります。段階、マスの条件判定、副作用がある場合はXBetzaが必要です。
用語を見る出典
- 1.(Extended) Betza notation, H. G. Muller
