解説
マール・デル・プラタ・バリエーションの基本局面は、白がdポーンをd5まで進めて中央を閉じ、黒のナイトがc6からe7へ後退すると生じます。座標はファイルとランクでマスを示します。中央のポーンが互いにロックされると中央を通じた直接的なプレーが減るため、通常は両陣営が一方のウイング、つまり盤の片側でスペース、すなわち駒を動かす余地と、開いたラインを求めます。
反対側のウイングでの競争
- 白は通常、cポーンをc5へ進める準備をします。bポーンで支えることもあり、斜めに守り合うポーンの集団である黒のポーン・チェーンの根元を攻撃し、クイーンサイドにファイル、つまり盤の縦の列を開くことを狙います。
- 黒は通常、fポーンをf5へ進める準備をし、中央が閉じたままならfポーンとgポーンをさらに進めて白のキング付近でスペースを得ることがあります。
- どちらのプランにもポーンの後ろで支える駒が必要です。早く進めすぎるとマスを弱めたり、相手に先に決定的なラインを開かせたりすることがあります。
ポーン・ブレイクとは、相手のポーン構造に接触し、ラインを開くか構造を変えるための前進です。マール・デル・プラタでは、どちらが先にポーンを動かすかより、ブレイクのタイミングが重要です。は、bポーンを直ちに進めて白のプランを加速します。ほかの継続では、拡張を支えるために先にナイトを配置し直します。
よくある混同
マール・デル・プラタとバヨネット
マール・デル・プラタは、より広い閉じた局面群です。バヨネット・アタックは、bポーンで白の拡張を加速する具体的な継続です。
出典
- 1.Lichess chess-openings dataset, ECO volume E, Lichess
- 2.The King's Indian Defense - Mar del Plata Variation, TheChessWorld
- 3.King's Indian Defense, Chess.com
