解説
8本のファイルは盤上の縦のラインで、aからhの文字で示されます。 白ポーンも黒ポーンも存在しない ファイルがオープンファイルです。ルークとクイーンは、途中に駒がなければそのライン上を移動できます。
オープンファイルは、圧力をかけ、敵陣へ侵入する可能性のある経路になるため価値があります。ルークはファイルから横の標的を攻め、別のルークを支援し、敵陣に近い横のラインであるランクへの到達を目指せます。ただし、ファイルを占めるだけで優位になるわけではありません。相手が争い、ルークを交換し、すべての侵入マスを支配する場合があります。
dファイルはオープンだが、空ではない
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
ルークは まで支配している。 は障害物の手前にある侵入マスである。
最初の駒が侵入を制限する
dファイルにはポーンがない。白のルークは までの区間を支配しており、 は侵入可能なマス、 のビショップは最初の障害物である。 の黒ルークはビショップを守り、白の攻撃範囲外にいる。
支配と侵入は同じではない
ファイルを活用するには、ルークが安全に侵入できるマスや圧力をかけられる標的を探します。唯一の侵入マスが守られ、標的もなければ、すぐにはほとんど価値がないかもしれません。どちらがルークを重ね、同じファイルに置いて圧力を増せるかも重要です。
には一方の色のポーンだけが残り、 には両陣営のポーンがあります。現代の用語ではこの区別は明確ですが、古い著者には自分のポーンがないファイルをオープンファイルと呼ぶ例もあり、現在は通常セミオープンと呼ばれます。
よくある混同
オープンファイルと障害物のないライン
定義はファイルに駒がまったくないかではなく、ポーンの有無で決まります。他の駒がいてもオープンファイルです。
出典
- 1.File, Chess.com
- 2.Open file, Wikipedia
- 3.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
