パスポーン注釈記号

別名: ⯽, ⚨

自分のファイルと隣接する両ファイルの前方に相手ポーンがいないポーンを示すグリフ。

解説

はUnicode文字U+2BFDです。U+2BFDはコードポイントであり、Unicodeがその文字を識別するために使う安定した番号です。標準化された名称はPASSED SYMBOLで、チェスではパスポーンを示す用途が明記されています。古いシステムでは、Scidが同じ意味で使うが表示されることもあります。ポーンがパスポーンであるのは、その進行方向において、自分のファイルにも隣接する2つのファイルにも、前方に相手ポーンが残っていない場合です。

この記号は局面上の特徴を示すもので、完全な評価ではありません。パスポーンは最終ランクへ到達して昇格し、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかになれるため、危険な存在になり得ます。それでも、相手の駒が前方を塞いで止めたり、取ったり、支援なしでは進めない状態にしたりできます。この記号だけでは、ポーンがどこまで進んでいるかや、勝勢かどうかは分かりません。

現代のグリフと歴史的な代替形は、使用するフォントによって見た目が異なる場合があります。文字を収録していないフォントでは、元のテキストが正しくても空の四角として表示されることがあります。

よくある混同

パスポーンと孤立ポーン

は隣接するファイルに味方ポーンがいません。パスポーンは前方にいる相手ポーンの有無で決まります。一つのポーンが両方に該当する場合、一方だけに該当する場合、どちらにも該当しない場合があります。

出典

  1. 1.Miscellaneous Symbols and Arrows, Unicode Consortium
  2. 2.NAG Values, Scid vs. PC
  3. 3.Passed Pawn - Chess Term, Chess.com

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