解説
ポーンレースは、双方に少なくとも一つのパスポーンがあるときに起こる。パスポーンとは、同じファイルまたは隣接ファイルの前方に、進路を塞いだり前進中に捕獲したりできる相手ポーンがないポーンである。双方は、そのポーンが最終ランクへ到達して別の駒になるか、キングが相手ポーンに追いつくか、新しく生まれたクイーン同士を交換できるかを計算しなければならない。
数えるべき要素
- どちらが先に指すか、各ポーンが最終ランクへ到達するまでに正確に何回前進する必要があるか。
- ポーンが初期位置からまだ二マス前進できるか。
- 昇格がチェックになるか。チェックなら相手に応手を強制し、その一手を消費させる。
- 新しいクイーンがもう一方のポーンを取れるか、チェックできるか、直ちにクイーン交換を強制できるか。
- どちらかのキングが、ポーンから昇格マスまで広がる想像上のスクエアへ入れるか。間に合って入れれば、ポーンが最終ランクへ到達する前に捕まえられる。
先に昇格しても、必ず勝てるとは限らない。最初のクイーンが相手ポーンから遠い場所に現れたり、チェックを受けたり、二つ目のクイーンと交換しなければならなかったりする。が示すように、キングの一手が二つの目的を同時に果たすこともある。
は、ポーンを犠牲にして止められない一つのポーンを作り、レースを始めることがある。したがって、走者の初期距離だけでなく、犠牲後の全手順を計算しなければならない。
よくある混同
最初に昇格したポーンが必ず勝つ
昇格がチェックを伴うかどうか、クイーン交換を許すか、もう一方のポーンを止めるには遠すぎる場所で起こるかによって結果は変わる。
ポーンレースとスクエアの法則
スクエアの法則は、一つのキングが一つのポーンに追いつくかを判定する。ポーンレースは、複数の昇格脅威とその戦術的結果を比較する。
出典
- 1.Pawn Endgames: A Practical Guide, Chess.com
- 2.Square Rule - Chess Terms, Chess.com
- 3.Pawn Race, Chess Programming Wiki
