ペトロフ・ディフェンス、スタッフォード・ギャンビット

黒がポーンを差し出し、駒を素早く展開して白キングへの脅威を作るギャンビット。

解説

では、c6はcファイル、第6ランクのマスを表す。スタッフォード・ギャンビットで黒は、白がe5で取ったことに対しb8のナイトをc6へ動かす。白がそのナイトを取り、黒がdポーンで取り返せば、白は1ポーン多いままになる。黒はこのマテリアル不足、つまりポーンと駒の総価値が少ない状態を受け入れ、開いたラインと駒の素早い展開を得る。それがギャンビットであり、活動性を得るために意図的にマテリアルを差し出すことである。

黒の攻撃はどこから生まれるか

  • 黒マスのビショップは素早くc5へ出て、f2を狙える。
  • 白が脅威を確認せず、キングとルークを同時に動かす特別な手であるキャスリングを行うと、クイーンが白キング付近のマスへの攻撃に加われる。
  • c6で取り返したポーンが対角線を開き、ほかの黒駒も素早く活動できる。

スタッフォードは1つのトラップではなく、強制的な攻撃が生じるわけでもない。白が慎重に駒を展開し、弱点になりやすいマスを守り、自動的な駒取りを避ければ、通常はマテリアル優位を維持できる。黒には具体的な脅威が必要であり、攻撃が止まれば、差し出したポーンは長期的な不利になる。

よくある混同

オープニングとトラップ

スタッフォードは複数の応手を持つ完全なバリエーションである。トラップはその中の例であり、ギャンビット自体の定義ではない。

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