解説
PGNはPortable Game Notationの略で、対局を記録するテキスト形式です。PGN埋め込みコマンドは、通常のコメントしか理解しない読み手との互換性を保ちながら、機械可読データを追加します。に従うブレースコメント内に置かれます。一般形は[%で始まり、コマンド名とパラメーターが続き、]で終わります。
{[%clk 1:05:23]}では、clkがコマンド名、1:05:23がそのパラメーターです。この規約を記述する補足仕様は、指し手の後に表示された時計時間を記録するコマンドとしてclkを提案しています。ほかにも時間関連のコマンドがいくつか説明されています。
この規約はPGN原仕様の中核ではなく、最終草案という状態の補足仕様に由来します。補足仕様は、利用可能なすべてのコマンドに共通する単一の一覧を意図的に定めていません。そのため相互運用性は、生成側と読み取り側が使用されたコマンド名に同じ意味を割り当てるかどうかに依存します。
認識できないコマンドでも、ソフトウェアはコメントの一部として変更せずに保持すべきです。これはとは異なります。タグペアは指し手に付随するコメント内ではなく、対局冒頭のセクションに記述データを保存します。
よくある混同
埋め込みコマンドとPGN中核仕様
[%command ...]形式は補足仕様に記載され、有効なPGNコメント内に置かれますが、元の中核仕様には含まれません。
埋め込みコマンドとタグペア
コマンドはムーブテキストのコメント内に置かれます。タグペアはヘッダーに置かれ、対局全体を記述します。
用語を見る出典
- 1.Standard: Portable Game Notation Specification and Implementation Guide (Supplement), Alan Cowderoy et al. / pgn-spec-commented
- 2.Standard: Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, Steven J. Edwards / ChessGML
