解説
日常的には、局面は対局中のある時点での駒の配置です。正確な分析や再現には、見える配置だけでなく手番や有効な特別権利も必要です。
現在の状態を決めるもの
- 各駒が置かれているマス。
- どちらの陣営の手番か。
- の権利。キングと対応するルークが特別な着手を行えるかどうか。
- 直前の相手ポーンの2マス前進後にだけ可能となるアンパッサンの権利。
- 最後のポーンの手または取りからの半手数。50手および75手ルールによる引き分け判定に使います。
駒が同じマスにある図でも、手番、キャスリング権、アンパッサン権が違えば別の局面です。規則上の不正局面とは、からの列で到達できない状態です。
反復の判定には対局履歴も必要で、孤立した局面だけでは同等の状態が何回現れたか分かりません。黒の着手後に増える手数番号は時点の特定に役立ちますが、それ自体は合法手を変えません。
「白の局面が良い」は評価を加えた表現です。局面の定義とは別で、プレイヤーとが同じ状態を異なって評価することもあります。
用法と背景
Forsyth-Edwards Notation、略称FENは6項目のテキスト形式です。駒配置、手番、キャスリング権、アンパッサン情報、半手時計、手数番号を保存しますが、反復履歴は保存しません。
よくある混同
同じ図なら同じ局面
必ずしも同じではありません。図には手番や特別権利が見えず、利用できる手が変わる場合があります。
局面と評価
局面は対局の状態です。評価はどちらがどの程度有利かについての判断や計算です。
出典
- 1.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
- 2.Chess Position, Chess Programming Wiki
- 3.Forsyth-Edwards Notation, Chess Programming Wiki
