解説
反証とは、チェス上の提案が失敗することを示す応手である。一手、コンビネーション、つまり強制的な結果を狙う具体的な手順、サクリファイス、つまり別の利益と引き換えに駒やポーンを意図的に差し出すこと、プラン、または序盤に研究される指し手の連続であるオープニング・ラインを反証できる。証明は具体的でなければならず、約束された結果を無効にする防御手または続き手を示す。
反証は、すぐにチェックメイトしたり勝ったりする必要はない。元の主張が誤りだと証明できればよい。サクリファイスが優位を約束していたのに、最善防御によって攻める側がマテリアル不足となり、それを補うほかの利点も残らないなら、その防御が反証となる。勝ちとされた変化がドローにしかならない場合も、勝ちの変化としては反証される。
説得力のある反証の条件
- 弱い実行ではなく、その案の最も強い形へ応答する。
- 相手側が利用できる最善の続き手を含む。
- 結果を説明し比較できる局面へ到達する。
- 不正確な実行を罰することと、案全体が成立しないことを証明することを区別する。
反証を探すことは、候補手を規律正しく検証する方法である。お気に入りの手を支持する理由を集める代わりに、それを打ち破ろうとする。では、その反証を使い、失敗を生んだ障害を取り除けないかを問う。
よくある混同
より良い手
より優れた代案を見つけても、それだけで元の手の失敗は証明されない。反証は、その失敗を具体的に示す。
ミスを罰すること
一つの不正確な実行を罰しても、健全な別の実行方法があったなら、プラン全体を反証したことにはならない。
出典
- 1.Definitions, Dan Heisman Chess Lessons and Author
- 2.Refutation, Problemista
