ツークツワンク

手番側のどの合法手も自分の局面を悪化させる状態。

解説

チェスではパスできません。何も動かさなければ保てる局面でも、すべての合法手が局面を悪化させる状態をツークツワンクと呼びます。ポーンを失う、重要なマスを明け渡すなどが起こります。

ブロックされたポーンを守る2つのキングを考えると、先に動く側がキングを外し、相手の前進や取りを許すことがあります。どちらが手番でも不利ならです。

終盤で起こりやすい理由

駒が少ない終盤では、害のない待ち手が少ないため頻出します。テンポは1手分の時間で、相手にそのテンポを使わせることが勝敗を決めます。

手番を変える方法

  • 最も単純なオポジションではキング同士が1マス空けて向かい合い、手番のキングが横へ退く必要があります。
  • トライアンギュレーションは3手で駒を元のマスへ戻し、手番だけを変えて同じ配置を再現する手法です。

オポジションやトライアンギュレーションで相手に手番を渡し、ツークツワンクを起こせます。

ツークツワンクではないもの

合法手が1つしかないという意味ではありません。複数あってもすべてが局面を悪化させます。ステイルメイトは合法手がなくチェックもされていないため引き分けです。はその結果を狙います。

用法と背景

Zugzwangは「動くことの強制」を意味するドイツ語で、国際的に使われます。

関連用語

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