ブラックマー・ディーマー・ギャンビット・ディクラインド

黒がe4では取るものの、f3で差し出されたポーンの捕獲を断るラインの一群です。

解説

ブラックマー・ディーマー・ギャンビット・ディクラインドでは、黒はまず...dxe4でe4のポーンを取りますが、Nc3、Nf6、f3のあとに...exf3を指しません。代わりに...Nc6や...Bf5で駒を展開する、...e6や...c6で局面を支える、または...c5や...e5で中央のマスへ反撃できます。

ディクラインドという語は、2回目のオファーであるfポーンを指します。この点はよくある誤解を防ぎます。黒はすでにe4でポーンを取っていますが、アクセプテッドの構造には入りません。e4の黒ポーンは中央に残り、強力な拠点にも標的にもなり得ます。

白はしばしばfxe4でポーンを取り返して広い中央を築くことを考えます。また、e4での捕獲を未解決のまま残すテンションを保つ具体的な理由があれば、別の駒を展開することもできます。黒は、f3によって白キング周辺のダイアゴナルが弱くなる一方、4...exf3のように白へセミオープンのfファイルを与えたり、ポーンを取り返しながら白のナイトをf3へ展開させたりしないことを狙います。

と比べると、駒の損得と開いたラインが異なります。白のナイトは取り返しによって自動的にf3へ到達しないため、両者はアクセプテッドのプランをそのまま使わず、実際の中央を評価しなければなりません。

用法と背景

指し手はで示します。Kはキング、Qはクイーン、Rはルーク、Bはビショップ、Nはナイトを表し、xは駒取り、+はチェック、O-Oはキングサイド・キャスリング、O-O-Oはクイーンサイド・キャスリングを表します。ポーンの指し手は到達先のマスだけで記します。

よくある混同

黒がe4で取らない

この分類では、黒はe4ですでに取っています。断っているのは、その後のf3のポーンを取る手です。

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