解説
候補者トーナメントは、前の最後の主要予選である。優勝者は現王者への正式な挑戦者となる。したがって候補者トーナメントの優勝だけで世界王座を得るのではなく、王座を争う権利を得る。国際チェス連盟FIDEが主催する。
近年のサイクルでは8人が参加し、ダブル総当たり戦を用いている。各選手がすべての相手と2回ずつ、白と黒を1局ずつ指す形式である。参加者が8人なら、各選手は14局を指す。1位が同点の場合は、そのサイクルの規則に従って優勝者を決める。
大会への出場経路は時代とともに変わる。サイクルによっては、、シーズンを通じた成績サーキット、レーティング基準によって出場枠が与えられてきた。レーティングとは、成績に基づいて競技力を数値で推定したものだ。FIDEはサイクルごとに経路を変更するため、具体的な出場枠の一覧は必ず対応する年と合わせて読む必要がある。
最初の候補者トーナメントは1950年にブダペストで開催された。この制度以前は、世界王座へ挑戦するために王者との直接交渉とマッチの資金調達へ大きく依存していた。候補者戦によって、挑戦者の選出はより構造化された競争過程になった。
やのような選手も候補者戦を通じて世界王座への道を切り開いたが、正確な形式は世代によって異なっていた。
