キャスリング

キングがルークの方向へ2マス動き、そのルークがキングの反対側へ移る特別な着手。

解説

キャスリングは1手ですが、2つの駒を動かします。キングはルーク側へ2マス進み、ルークはキングが通過したマスへ移ります。

ショートキャスリングとロングキャスリング

  • では、白キングはe1からg1へ、ルークはh1からf1へ動きます。
  • では、白キングはe1からc1へ、ルークはa1からd1へ動きます。
  • 黒は8段目で同様に動かします。

キングを攻撃が開きやすい中央から離し、ルークを中央へ近づけるため、1手でキングの安全性とルークの活動性を高められます。

可能な条件

  • キングが一度も動いていない。
  • 使用するルークが一度も動いていない。
  • キングとそのルークの間に駒がない。
  • キングがチェックされておらず、出発点、通過点、到着点が敵駒に攻撃されていない。チェックとはキングが攻撃され、回避が必要な状態です。

キングは危険なマスを通過できません。一方、ルークが攻撃されていても、ルークだけが通るマスが攻撃されていても構いません。

よくある混同

元のマスへ戻った場合

キングは一度動くと、その後元へ戻ってもキャスリングできません。ルークも同様です。

ルーク側の攻撃されたマス

判定対象はキングの出発点、通過点、到着点だけです。ルークだけが通るマスは攻撃されていても構いません。

出典

  1. 1.Article 3: The Moves of the Pieces, FIDE Rules Commission
  2. 2.Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, Steven J. Edwards and rec.games.chess contributors
  3. 3.Castling, Chess.com

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