カウンターギャンビット

別名: カウンター・ギャンビット

通常は黒である後手が仕掛けるギャンビットで、オープニングのサクリファイスや圧力への能動的な応答として使われることが多い。

解説

カウンターギャンビットとは、オープニングで後手、通常は黒が行うマテリアルの提供である。これはの一種で、マテリアル不足になる危険を受け入れ、活動性、素早い展開、中央支配、即時の脅威を得ようとする。展開とは、駒を初期位置から有効な場所へ出すことである。

相手のギャンビットへの応答として現れることが多いが、用語法は完全には統一されていない。後手によるギャンビットをすべてカウンターギャンビットと呼ぶ資料もあれば、相手の提供に応じる提供だけを指す資料もある。確立したオープニング名にもこの違いが残っている。どちらの用法でも実戦上の目的は、相手に応答を強いる脅威を作る力であるイニシアチブを争うことにある。

考えられる応答

  • マテリアルを取り、相手が得る活動性に耐える。
  • 提供を断り、提示されたラインを開かずに展開を続ける。
  • マテリアルを返し、展開を完了するかイニシアチブを消す。

カウンターギャンビットが成立するのは、その代償が提供したマテリアルに見合う場合だけである。理論に裏づけられ、黒がを目指す助けになるラインもある。ほかは危険で、相手が正確な防御を見つけないことに依存する。

この用語は、黒のあらゆる反撃を指すわけではない。ギャンビット特有のマテリアル提供が必要である。また、対局中ずっと攻撃的な局面が続く保証もない。相手がイニシアチブを無力化すれば、不足したマテリアルが長期的な不利になることがある。

よくある混同

カウンターギャンビットとカウンターアタック

どのカウンターギャンビットも相手の脅威に対する活動性を求めるが、マテリアルの提供を伴わない能動的な応手は必ずしもカウンターギャンビットではない。

提供は受けなければならない

局面上の結果に応じて、相手は受ける、断る、またはマテリアルを返すことができる。

出典

  1. 1.COUNTERGAMBIT Definition & Meaning, Merriam-Webster
  2. 2.Gambit, Wikipedia contributors
  3. 3.King's Gambit Declined: Falkbeer Countergambit, Chess.com

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