解説
反撃の脅威は、相手がすでに何かを脅かしているときに作る脅威です。守るだけで応じるのではなく、新たな危険を作り、それがより緊急であることを期待します。クイーンを攻撃する、メイトを脅かす、有利な駒取りを準備する、プロモーションを脅かすなどの形があります。
考えの中心はテンポです。ここでは1手分の時間を意味します。反撃の脅威が相手に守備を強制すれば、テンポを得て元の脅威を実行させずに済みます。しかし相手が、標的を救いながら別の脅威も作る手で応じられるなら、考えが裏目に出ることがあります。
成立するかの確認方法
- 相手の脅威を、一般的な印象ではなく具体的な行動として言葉にします。
- 相手が直ちにそれを実行した場合に何が起きるかを確認します。
- 自分の脅威に対処しながら元の脅威も維持する、最善の二重目的の応答を探します。
- 強制的な応答後の最終局面を比較します。
反撃の脅威は長いへ発展する必要はなく、1手だけのタクティカルな手でもかまいません。また、必ずになるわけでもありません。元の危険を実際に無力化しないなら、単に無視しているだけです。
よくある混同
新しい脅威はすべて反撃の脅威
反撃の脅威であるには、既存の危険への応答として生じ、直近の優先権をその危険と争う必要があります。
