解説
両刃の局面は、双方に現実的なチャンスを与えると同時に、深刻な結果にもさらす。一方は、応手を要求する脅威を作る力であるイニシアチブを得たり、駒とポーンの価値の合計であるマテリアルを獲得したりできる一方、キングを弱め、駒の連携を崩し、または相手の活動的なプレーを許すことがある。
この用語は、正確な評価ではなく、戦いの実戦的、戦略的な性質を表す。両刃でありながら最善のプレーでは互角、一方に有利、または評価困難な局面もある。したがって、の同義語ではない。混沌としている必要もなく、双方のプランが密接につながるチャンスとリスクを作ればよい。
この種の局面には、悪い選択で結果が大きく変わる判断であるが複数含まれることが多い。元に戻せない選択や、チェック、捕獲、脅威などの具体的な応手によって、評価は急速に変わり得る。が現れると、関連する選択肢が制限されるため、戦いの開かれた性質は一時的に狭まる。
よくある混同
互角の局面
互角とは、どちらにも意味のある客観的優位がないことをいう。両刃とは、双方にチャンスとリスクがあることをいい、局面が互角である必要はない。
用語を見る評価不明の局面
評価不明とは評価が定まらないことをいう。両刃は、分析が一方を有利と見ていても、双方に活動的なチャンスがあることを表す。
出典
- 1.The universal chess language of the "Informant" (Part 3), ChessBase
- 2.Candidates trials and tribulations, ChessBase
