解説
固定センターは、すでに安定した中央のポーン配置である。通常は相手ポーン同士が互いを止めているか、交換後の陣形を一度の即時捕獲では変えられない。変えるには通常、相手ポーンを攻撃して新たな交換を作る前進であるポーンブレイクを準備する必要がある。
この安定性により、長期的なプランを立てられる。利用できるマス、標的、駒のルートは一手ごとに大きく変わらないため、それらを中心に駒を再編できる。それでも、誤ったタイミングでセンターを固定すると、駒に有用な目的地がなくなったり、自分のポーンでは容易に争えない安定したマスを相手に与えたりすることがある。
固定は永久という意味ではない。 準備されたポーンブレイク、サクリファイス、一連の交換によって、センターは中央のファイルとダイアゴナルが通るオープン型、またはポーンの障壁があるクローズド型へ変わり得る。では未解消のポーンテンションから直ちに複数の変換が可能だが、固定センターではその変換に準備が必要である。
出典
- 1.Total Chess: Opening Pawn Centers, TheChessWorld
- 2.Blunders in Modern Play, Part 1, Chess.com
