解説
規則における予定手は、単にプレイヤーが考えている着手ではない。同じ局面が3回目に現れる、またはその着手によって双方がポーンの着手も捕獲も行わない50手を完了することを理由にを申請するため、実行前に正式に特定する正確な着手である。
手番のプレイヤーは、着手を記録するスコアシートにその手を書くか、電子スコアシートへ入力し、規則を適用する審判にその手を指す意思を伝える。申請の確認中は対局を停止する。一度示したら、その着手は変更できない。
申請が正しければ、対局は引き分けで終了する。誤っていれば、標準手順では相手に2分、プレイヤーごとの持ち時間が短いラピッドチェスでは1分を追加する。予定手に基づく申請だった場合、プレイヤーは駒の動きとタッチムーブの規則に従って、その着手を実行しなければならない。物理的な実行を終えて初めてとなる。
着手を実行前に記録することは通常禁止されている。予定手の手順は、これらの引き分け申請に限られた明示的な例外であり、将来の着手を一般的に書いてよいという許可ではない。
よくある混同
頭の中のプランと正式な予定手
着手を考える、または非公式に告げるだけでは規則上の効果はない。所定の申請手順に従わなければならない。
出典
- 1.Article 9: The Drawn Game, FIDE Rules Commission
- 2.Article 8: The recording of the moves, FIDE Rules Commission
- 3.Appendix A. Rapid Chess, FIDE Rules Commission
